ゴールデンウィークお休みのご案内

通常定休日を設けてございませんが

ゴールデンウィーク、お盆、お正月の連休日はお休みをいただいております。

今回ゴールデンウィーク休みのご案内です。

 

5月3日(火)~5月5日(木)までの3日間お休みをいただきます。

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大変申し訳ございませんが何卒ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。

 

バー・クライス

田原春久

パパイヤメロン

日中は汗ばむような、夜間はコートなしでは辛いような気温の日が続いております。

例年も春は寒暖差が激しいと言われますが今年は特にそれが顕著なようです。

着る物に困ってしまいますが体調管理にはお気を付けくださいませ。

本日は中迫が担当させていただきます。

 

新しくラインナップされたフレッシュフルーツのご紹介をさせていただきます。

「パパイヤメロン」

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あまり聞き覚えのない名前ではないでしょうか?

かくいう僕も聞いたことが無かったもので早速調べてみました。

 

パパイヤメロンとはスペインから導入されたといわれているメロンの一種です。

見た目はノーネット、黄色と緑色のスイカにもよく似た縞模様があり通常のメロンと比べ楕円形をしています。

初めて見たときはまだ熟れていなかったこともあり冬瓜かと・・・。

果肉は白く、シャキシャキとした歯ごたえがあります。

一般的に食べられるメロンですと歯ごたえがある=固く熟れていないといったイメージがありますがこちらは軽い歯ごたえがありつつも甘く果汁も豊富に感じられます。

とはいえ甘すぎるといったこともなくさっぱりとした味わいが特徴です。

パパイヤメロンは3月中旬頃から収穫が始まります。

市場で見られるのは6月頃までで、食べ頃の旬の時期は4月から5月にかけてとなります。

食べ方としては櫛形にカットし種を取り除きスプーンで食べるのがポピュラーだそうです。

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果皮も薄いため大根の皮を剥くときくらいの厚みで皮を剥けばOKだそうです。

九州では割とメジャーな果物のようで特に長崎県ではよく食べられているとか。

 

新たにラインナップされたパパイヤメロン。

フレッシュフルーツカクテルとしては勿論フルーツカットとしてもおすすめです。

是非ご賞味くださいませ。

バルデスピノ ファミリー ヘリテージ ブランデー 

皆様こんにちは。

本日は舩戸が担当させていただきます。

4月に入りもう一週間がすぎました。

入学式、入社式はもう終わったようですね。

僕はランチ時間帯の出勤なのですが、スーツを着た若い方々をよく見かけるようになりました。

初々しさなのか、きっと新社会人だろうなと、なんとなくわかるものですね。

大勢でどこに食べに行くのだろうと気になりますが。

ネット上ではもうすでに辞めたいなんて言っている人もいるそうで。

仕事がそんなすぐに合うか合わないかなんてわかるはず無いのに。

頑張って欲しいものです。

 

さて、新社会人の話の後で今日ご紹介するのは希少な古酒です。

 

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バルデスピノ・ファミリー・ヘリテージ・ブランデー・ソレラ・グラン・リゼルバ」

1430年から酒造りを始め500年以上の歴史を誇るバルデスピノ家。

1999年に現オーナーに全てのストックを売却してしまいます。

その中にあった前オーナーのプライベートストックがこのブランデー。

19世紀から始まるソレラシステムで熟成され、平均熟成年数は50年を越え、100年以上前の古酒も含まれていると言われているそうです。

ソレラ・システムとは、100個ほどの樽を4~5段に積み,最上段に新酒を入れ,上から下へと1/4量くらいずつを移しかえて,新酒と古酒を調合しながら熟成させる方法。

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いわゆる老舗のうなぎ屋のたれ方式。

とはいっても、19世紀の原酒が入っているわけですからどこか夢があります。

味わい的には濃厚な甘さと熟成されたブランデーの香り。

シェリーカスクモルトが好きな方には是非飲んでいただきたいです。

 

若いブランデーがより熟成されたブランデーと順序だって混合されていきます。何年もかかって古いブランデーと混じりながら出来上がった特徴を若いブランデーが少しずつ身につけていき、最高のお酒になるわけです。

なんとなく会社という物に似ている気がするのですが。

 

一度お試しされてはいかがでしょうか。

転勤や退職

田原です。

花見もピークが過ぎつつありますがまだ満開のところもございますので

今週末まで花が持ってくれるといいですね。

 

この季節はやはり卒業や転勤がございます。

当店でも転勤される方や定年退職されるかたがいらっしゃいました。

定年退職では以前書かせていただいた方と同じお会社の方で

今回ついに退職されました。

この方もかなり昔からお世話になった方で残念な気持ちと

お疲れ様でしたという気持ちで一杯になりました。

ずっとお会いできなくなるわけではないので、またお会いできる日を楽しみにしております。

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今回もいただいた退職記念品、有難いです。

大切にさせていただきます。

 

そして海外からのお客様で当店をご贔屓いただいた方ですが

この方は今回母国に帰られ、もう日本にみえることはなさそうでとても残念に思います。

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英語ができない私共にそれでもコミュニケーションを取らせていただき

通っていただいた方です。

いつも3名~8名くらいでお越しいただきカクテル中心でお楽しみいただきました。

当店でのお好みはモスコミュール、オールドファッションドが多く

お連れ様も皆様カクテルを好まれておりました。

他の海外の方もオールドファッションドの注文率が高く

しかもベース指定はブレッドバーボンのライ。

海外ではこのウイスキーが流行り、もしくは絶品的な相性の良さなのかと思うくらい指定されることが多いです。

 

もう母国に帰られたと思いますので

怪我などせず元気に生活していただき

またいつの日かお会いできたらと思います。

もしかしたらこれが最後で一生お会いできないかもしれません。

これもこの仕事の性です。

一期一会

またお会いできることを夢見て日々励みたいと思います。

グレンモーレンジィ セミナー

みなさんこんにちは。

本日は佐藤が担当させていただきます。

3月15日に名古屋ストリングスホテルにて、グレンモーレンジィテイスティングセミナーがあり、参加させていただきました。

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今回のセミナーは去年の秋ぶりに、グレンモーレンジィ&アードベッグの蒸留製造最高責任者のビルラムズデン博士が名古屋に来てセミナーをしていただきました。

グレンモーレンジィの蒸留の仕方、なぜこのようなフルーティーでフローラルなウィスキーが生まれるのか、詳しいところまで沢山お話いただいてとても勉強になりました。

グレンモーレンジィが他のウィスキーと違う点は主に、仕込み水、蒸溜器、樽です。

どれもウィスキーに多大な影響を及ぼすものばかりです。

仕込み水はスコットランドではかなり珍しく、硬水を使用しています。

スコットランドで硬水を使用してるのは、グレンモーレンジィとオークニーのハイランドパークのみです。

硬水は酵母が働くのに重要なカルシウムが多く含まれ、特にミネラルが多いという理由から使用しているそうです。

蒸溜器はスコットランドで最も背の高い蒸溜器を使用しています。

背の高い蒸溜器はライトでピュアな気体のみが上に上がっていき、重くオイリーな気体は一切取り込まないといったことからピュアでフルーティーなウィスキーが仕上がります。

そして1番のこだわりは樽だとラムズデン博士はいいます。

ラムズデン博士は樽の事を話だすと3日間は喋り続けられるそうです。

ラムズデン博士、自ら木を選び、年輪を数え1番適した、2センチのなかに11か12本が空気の通る道が理想的だそうです。

このようにグレンモーレンジィのこだわりはたくさんあります。

僕たち自身も改めて素晴らしいウィスキーなんだと感じることができました。

ハイランドパーク

日中はだいぶ暖かくなり過ごしやすい季節となってまいりました。

桜も少しずつ咲き初め次の日曜日あたりからお花見をされる方もおおいのではないでしょうか。

本日のブログは中迫が担当させていただきます。

 

本日は新しく始まったボトルキープキャンペーンのご紹介を。

 

「ハイランドパーク12年」

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「全モルトウイスキーの中で、もっともオールラウンダーで秀逸な食後酒」と評論家マイケルジャクソン氏に言わしめたウイスキーです。

またドラマ「マッサン」に出てきた「ハイランドケルト」はこのハイランドパークがモデルではないか、という話もあるそうです。

ハイランドパークという名前ですがハイランド地方のウイスキーではなくオークニー諸島のウイスキーです。

オークニー諸島はスコットランド北部の沖合に位置する島々で約70もの島から構成されております。

諸島の中でも最大の島メインランド島、冬はオーロラが確認されストーンサークルなどの遺跡が存在する島に蒸溜所がかまえられております。

「北の巨人」と形容される通り世界最北端に位置する(最北端だった?)蒸溜所です。

南西に2kmほど行くとスキャパ蒸溜所があります。

(オークニー諸島メインランド島のハイランドパークよりも、北に位置するシェットランド諸島の中でもさらに北寄りのサウスネスティング島に新しくブラックウッド蒸溜所が出来ております。

ジンやウォッカ、リキュールを製造しておりウイスキーのリリースはまだないようです。)

カティーマギーの泉の水を仕込み水として使っておりスコッチにはあまり適していないといわれる硬水を使用するのが特徴の一つ。

あまり強く感じることはありませんが蒸溜所で独自に切り出したピートを使用しております。

また蒸溜所で一部ではありますがフロアモルティングも行っております。

アイラモルトのように強いヨード香、海藻や正露丸の香りは少なく燻製のような煙の香りがします。

そのあとに蜂蜜、青りんごのような甘い香りが感じられるかと思います。

煙り臭さの割には非常に飲みやすくロックは勿論のこと水割りやソーダ割でも美味しくお飲みいただけるかと思います。

是非ともお試しくださいませ。

 

桜の開花

こんにちは、舩戸です。

今年も桜の時期がやってきましたね。

19日に開花が発表されはしましたが、夜はまだまだ寒い。

満開予想では30日頃だとか。

それでも春の陽気はまだまだなようですが。

ただ「酒なくて何の己の桜かな」なんて言葉もあるようにお花見の時期ですね。

来週ぐらいがピークだとは思いますが、早い方は今週位から初めてみえるかも。

みんなで集まって飲むお酒は楽しいものです。

 

さて、僕が好きな都々逸で

「酒を飲む人花なら蕾 今日も咲け咲け明日も咲け」

というのがあるのですが、せっかくですので酒と春にまつわる言葉を調べてみました。

 

「酒はほろ酔い娘は二八 花は桜の盛りなえ」

「酒にたわむれ花には浮かれ 書物は質屋の重禁固」

「さくら吹雪にかり寝のむしろ ずぼらにや過ぎた気まま酒」

「酒はほろ酔い、花は半開き一つぼみ」

「扇にて酒くむかげや散る桜」

「その花にあるきながらや小盃」

「花主も御酌に花を折る」

「花盛ふくべふみ見る人もあり」

酒飲みに語らんかかる滝の花

初春まづ酒に梅売る匂ひかな

 

と、探し出すと色々出てきますね。

昔から桜と酒はつきものだったようで。

今宵も楽しいお酒を飲んでください。

ラム・コネクション大阪

田原です。

花粉症の方には辛い季節かと思いますが

間もなく花見シーズン到来です。

私、寒いシーズンはずっとマスクをしているので

街中で知ってる方にお会すると必ず花粉症ですか?と聞かれますが

実はインフルエンザ対策です。

もう少しのあいだ外出はマスク着用で過ごします。

 

3月6日大阪心斎橋のグランドカフェさんにて

ラム・コネクションが開催され

当店のラムバリエーションに新しいラインナップをと求めて佐藤と行ってきました。

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100種類以上のラムとカシャーサ、また会場ではラムのカクテルが数種類用意してありいずれも飲み放題とあり

飲んだことがあるものはパスして気になる銘柄をひたすらテイスティングしました。

知り合いも数名いらして、あれこれ聞いてテイスティングしていたら

面白いものも発見でき今後のラインナップへの参考になりました。

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意外とテイスティングがスムーズにできたせいか

かなり早く予定してたことが完了してしまい

あとは場の雰囲気と再度気になるものを確認テイスティングし

名古屋へ戻ることに。

 

実は行きの新幹線でフェイスブックに投稿したら

フェイスブック友達の方が色々と教えてくださり

たこ焼き食べたいです!と返信したら

お勧めのたこ焼き屋さんを教えていただき帰りに途中下車し向かうことに。

 

インターネットで休みを確認して到着したら

なぜか閉まってる…。

たまたまなのかもしれませんし、またの機会にと

一駅で新大阪駅なので歩くことに。

駅中にある行列ができてたタコ焼き屋さんが評判良さ気でしたので

そちらで購入し帰ってきました。

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ですが新幹線の室内たこ焼きは香りが広がりますね!

足早に食べてしまいました(笑)

 

夏に向けて新たな商品も入荷させようと思います。

トマーティン セミナー

みなさんこんにちは。

本日は佐藤が担当させていただきます。

今週の水曜日に金山のグランコートホテルでスコッチウィスキー・トマーティンのブランドリニューアルセミナーがあり、参加してきました。

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スコットランドから蒸溜所の方とマーケティングの方に来ていただき、色々な話をしていただきました。

主にボトルデザインの変更とレガシー、12年、18年、カスクストレングス、ポートカスクについてお話いただきました。

ボトルは前のボトルより丸みをおびた形になり、下のほうに蒸溜所近くの緩やかな山脈のデザインが描かれています。

トマーティンのテーマ「ソフトなハイランド」をより強くイメージできるようにデザインを変更したそうです。

あとラベルも高級感をだすためにダイレクトプリントに変更されました。

そして全ての商品に、熟成に使った樽の名前を表記。

ウィスキーの6~7割は樽で決まる!なのでこのウィスキーはなんの樽で熟成したものなのかすぐにわかるように表記したそうです。

これからのトマーティンはラベルを見るとすぐ樽の名前がわかります。

みなさんこれからどの樽を使っているのか、少しだけ気にかけてみるとまた違った楽しみ方ができるかもしれません。

 

ガラス

暖かい陽気が訪れもうすっかり春か、と思いきやまたまた冷え込んでまいりました。

東海地方では昨日11時頃春一番が吹いたようで、冷え込みは厳しいですがゆっくりと暖かくなっていくのでしょうね。

本日は中迫が担当させていただきます。

 

クライスでは様々なグラスを用途毎に使い分けております。

タンブラー、ロックグラス、オールドファッションドグラス、スニフター、ゴブレットetc・・

その中では当然異なった性質のものがございます。

クリスタルガラスのもの、耐熱のもの、薄手で軽量なもの・・・

これらは原材料や製法によって異なった性質を持ちます。

 

一番一般的なグラスはソーダガラス(ソーダライムガラス)と呼ばれるもの。

固くて軽いのが特徴です。珪酸、ソーダ灰、石灰を用いて作られます。

海岸のさらさらした白い砂と炭酸、黒板用のチョークを混ぜるとガラスが出来上がる、ということのようです。

 

バカラなどのグラスはクリスタルガラスと呼ばれるもの。

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柔らかく重量があり透明度、屈折率が高いのが特徴です。

珪酸、炭酸カリウム、酸化鉛などを使用しております。

クリスタルガラスには金属が用いられますがその含有量によって名称が異なります。

フルレッドクリスタル、レッドクリスタル、セミレッドクリスタル、カリクリスタルガラス、バリウムクリスタルガラス、チタンクリスタルガラスなどと呼び分けられます。

クリスタルガラスは中世の錬金術師が生み出したものでガラスに金属を入れて作られるのが特徴です。

それによってより透明度と輝きの増したグラスが作られます。

昔の錬金術師たちは真面目に金属を混ぜて宝石や水晶、金などを作り出そうとしたのですね。

 

クリスタルガラスにも等級がいくつかあり最高級のものはPBO24と呼ばれます。

江戸切子・薩摩切子・バカラやスワロフスキーなどのメーカーはこれを主としております。

しかし燃料代などの製造コストが非常に高く、坩堝(るつぼ)の寿命を著しく縮めるため高価な商品となってしまいます。

全ガラス製品の約10%程がこのPBO24で作られているそうです。

 

 

耐熱グラスには硼珪酸(ほうけいさん)ガラスといったものが用いられます。

耐熱性があり割れづらく、軽量で透明度が低いのが特徴です。

珪酸、硼酸、ソーダ灰が用いられます。

硬質ガラスと呼ばれることもありますが衝撃に対する強さはソーダグラスと同等で耐熱性があるという意味で硬質と呼ばれます。

 

お店でお酒を楽しまれる際にグラスにも目を向けてみてはいかがでしょうか。

もしかしたら新たな発見があるかもしれませんね。