お通しトラブル

皆様こんにちは、舩戸です。

金曜日にブログの更新ができなかったので本日更新させていただきます。

もう3月だというのにまだまだ寒い日が続きますね。

あと2、3週間もすれば桜も咲くはずなのですが。

でもお客様の中でも鼻をすすられてみえる方も増えてきましたのでもう春の陽気にはなってきているのでしょうけど。

目玉を取り出してスポンジでゴシゴシ洗いたいという方もいらっしゃいました。

花粉症ではなくて本当に良かったと思います。

なんとなく申し訳なく思ってしまいますが。

 

さて、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて色々な物が変わりつつあるようです。

ずいぶん前のブログでも書かせていただいた、店舗での禁煙化もそうなのだと思いますが、今回は面白い記事を見つけました。

 

訪日外国人観光客の増加につれ、クローズアップされる「お通し」トラブル。

「なぜ払わなければいけないのか!?」という不満の声が上がっているようです。

確かに勝手に出てきて数百円は取られるわけですから。

英語のネット掲示板では「お通し」は「Compulsory Appetizers」「強制的な前菜」と翻訳されているそうです。

日本人でも2009年にYahoo!が行った意識調査(回答数:76,339票)によれば、「お通しは出して欲しい?」という質問に対し、「無料なら出して欲しい」が77%、「無料でもいらない」が17.3%と、実に94.3%が否定的な回答。

ひょっとしたら今後お通しが禁止なんて事もありえるのかもしれません。

 

皆さんはお通しはいらないのでしょうか。

僕個人の考えでは、美味しいお店を知らないだけなのでは?と思ってしまいます。

あのお通しがあるからまた行きたくなってしまうです。

「今日のお通しは何かな」なんて考えながら、お店の扉を開けるのはワクワクしますよね。

まずはお通しでビールを飲みつつ、何を注文しようか考えている時が至福の時間なのに。

このお通しをお代わり、なんてこともしばしば。

お店の方が「今日はお通しにこれとこれを作って・・・」なんて毎日考えている物なんです。

良いお店のお通しが不味いはずがない。

みんなわかってないな。

 

バーで働いていますと「テーブルチャージはいくら?」なんて聞かれたりします。

バーにはテーブルチャージがあって当たり前。というように皆様がわかっていただいたりするのだと思います。

ただ外国にはテーブルチャージが無かったりするんですよね。

そうなってくると、そのうち「日本のバーはおかしい」なんて声が注目されて、段々と「バーはテーブルチャージ禁止」なんて条例ができてしまったり。

絶対やめていただきたいです。

 

お通しが嫌だから無くそう。ではなくて、美味しいお通しが出てくるお店に行こうよ。なんて声が増えればいいんですけどね。