本日は中迫が担当させていただきます。
ブルイックラディ蒸溜所より新製品、ポートシャーロット アイラバーレイがリリースされました。
当店も多分に漏れず入荷致しました!
ゲール語で盛り上がった砂浜、海辺の丘の斜面を意味するブルイックラディ。
ブルイックラディ蒸溜所は1881年にスコットランドのアイラ島の海岸沿いにはーべい一家によって設立されました。
以前はスコットランドのほとんどの蒸溜所と同じくピートをふんだんに使用したウイスキーを作っていましたが60年代に入るとピートを殆ど焚かないウイスキー作りをするようになりました。
1994年に一度閉鎖、その後2000年12月19日再びアイラ島に蘇りました。
新オーナーの一人はウイスキー業界に伝説を残した男。
かつてボウモア蒸留所でブランドアンバサダーを務めたジム・マッキューワン氏。
現在ではアイラ島で唯一の独立資本の蒸溜所として注目を集めています。
現在ではどの蒸溜所でも見かけるパソコンやモニターすら見かけず黒板の管理表を使用しているそうです。
発酵槽や糖化槽等もステンレスはなく木製のものがほとんどを占めます。
ボトリングや梱包も全て手作業で行われております。
そんなブルイックラディがリリースしたポートシャーロット アイラバーレイ。
通常のブルイックラディとは異なりピートをしっかりと焚いているウイスキーです。
ピートの力強さとブルックラディの蒸留器から生み出される特徴的なエレガントで複雑でフローラルなトップノート。
40ppmものヘビリー・ピーテッド(ラフロイグくらいです)のシングルモルト『ポートシャーロット』は、100年間操業し、ピートをたっぷりと焚いてアイラらしいウイスキーを生産していたポートシャーロット蒸溜所(旧名ロッホインダール蒸溜所)への敬意が込められているそうです。
海岸沿いのロッホ・インダールの倉庫で熟成され、アイラ島の湧水を使用して蒸留所でボトリング。ノン・チルフィルターで着色料無添加。
アメリカンオークとヨーロピアンオークで熟成されております。
香りはまず穏やかな麦わらと潮、それをゆったりと包み込む煙。味わいには舌にぴりっとくるスパイス、しかし強すぎない。滑らかな舌触り、トーストの香ばしさとシトラス。口の中でダイナミックに広がるボリュームは、ピートと相まって生き生きとした力強さに感じられる。
同時にリリースされたオクトモア アイラバーレイも入荷しておりますが長くなりましたのでまた次回に・・・
ブルイックラディの誇るアイラバーレイシリーズ。
是非一度お試しくださいませ。