3連休で

9月も半ばになり、朝方も涼しくなってきました。

仕事帰りの自転車ではジャケットが無いと寒いくらいです。

皆様この3連休はいかがお過ごしでしたでしょうか。

私、舩戸とはと言いますと癒しを求め、猫ちゃんをもふもふする旅へと出ておりました。

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癒されますね。

この無防備さ。

 

じつはお酒の世界も猫とは深い縁があるようでして。

有名なのは「ウイスキーキャット」

ネズミや鳥などの害獣からウイスキーの原料の大麦を守るために蒸留所で飼われている猫です。

スコットランドのグレンタレット蒸留所のウイスキーキャット、タウザーは世界一ネズミを捕った猫としてギネスにも登録されているようです。

タウザーが生涯ネズミを捕った数、28,899匹。

凄すぎます。

タウザーもすごいですが、ネズミも多すぎです。

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あと目が鋭すぎます。

最近のウイスキーキャットはネズミを捕るというよりも、衛生面からマスコットとして活躍しているらしいですね。

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日本の蒸留所でも猫飼えばいいのに。

でも先日僕が見てきたような猫では愛想が無さすぎかも。

 

猫好きの方でまだウイスキーが苦手かもという方。

蒸溜所では猫ちゃんたちも頑張っています。

愛くるしい猫ちゃんの為にもお試しされてはいかがでしょうか。

 

THE REVIVAL 2011 シングルモルト駒ヶ岳

こんにちは、舩戸です。

今週は雨が降ったりやんだり。

こんな天気が続くせいで、気温は下がったのに湿度が高くムシムシした日が多いですね。

秋雨なのか。

秋晴れ!みたいな日はまだ見れなさそうです。

美味しいものが多くて僕は好きな季節なのですが。

 

今回は新しいウイスキーを紹介させていただきます。

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信州マルス蒸留所、THE REVIVAL 2011 シングルモルト駒ヶ岳

1992年に蒸留を停止させてから19年。

2011年に蒸留を再開したモルト原酒の3年物です。

「マルスモルテージ3プラス25、28年」がWorld Whisky Award (ワールド・ウイスキー・アワード)で世界最高賞を受賞したのが2013年。

今、世界中から注目されている蒸留所ではないでしょうか。

以前こちらの蒸留所の所長さんのセミナーを受けたことがあるのですが、ウイスキー造りの経験としてはまだ日が浅いようで。

ですが、挑戦されていらっしゃることは大変興味が湧く事ばかりで。

熟成庫の標高から、樽材の話、湿度、気温変化。

ウイスキーではあまり聞かない酵母菌の使い分けまで。

今後のリリースが楽しみです。

 

今回のTHE REVIVAL 2011は限定6000本の生産。

味わいはまだ若々しいですが、バランスのいいモルトです。

甘い麦とやさしいフルーツ香り。

5年後、10年後が楽しみです。

タリスカープロモーション結果報告

以前行われたアードベッグイベントから翌月

タリスカーのプロモーションがスタートし

約1ヶ月の戦いが終わり集計結果がでました!!

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今回は東海北陸エリア50件を対象に

アードベッグと同じく1杯お召し上がりごとに1スタンプで

期間中に個人個人、どこまで集められるかというイベントでした。

今回優勝は当店から出ませんでしたが

3名のお客様が賞に絡みましてとても嬉しく思います!!

 

 

ここ数日名古屋は少し涼しくなっておりますが

秋までこのままいかず、また少し暑くなるんでしょうね。

昨年は10月くらいまで暑さが続いたような覚えがあります。

温度差が出やすいので体調管理お気を付けください。

田原が書かせていただきました。

 

余市

こんにちは。

暑い日が続きますが、皆様体調など崩されてはいないですか。

私、舩戸はといいますと、涼を求め先日、北海道へ行ってまいりました。

 

本当は勉強しに余市蒸留所に行ったのですが。

 

今回は余市蒸留所で学んだウイスキー造りについてご紹介したいと思います。

 

まずシングルモルトウイスキーとなる原料。

モルト(大麦麦芽)です。

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仕込み水に大麦を浸した後、成長/発芽させる。

ほどよいところまで発芽したら成長を止めるために麦芽を乾燥させて水分を抜きます。

このときに使うのがピート(泥炭)です。

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草が堆積して炭化したものですが、よく燃えます。

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画像ではわかりにくいですが、部屋中燻製されています。

この煙が強いとスコッチのアイラモルトウイスキーのような香りの強いウイスキーになります。

通常の余市のウイスキー作りの場合、発芽から乾燥までは専門業者(モルトスター)に依頼することがほとんどだそうです。

この作業が終わった状態の物をモルトと呼びます。

 

モルトが出来たら次の工程で糖化しやすくするために粉砕器で細かく砕きます。

砕いたモルトをでんぷんが分解されやすいように暖かい仕込み水と合わせ糖化槽にいれてあまい麦汁にします。

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麦汁を発酵槽にうつして酵母を加え糖をアルコールに変えます。

しっかり糖化槽の掃除もしてきました。

 

発酵したもろみ(発酵液)をポットスチルに移して加熱して蒸留させます。

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余市ならではの炭火直火の蒸留です。

一回の蒸留ではアルコール度数はそれ程上がらず70度前後なので通常は二回蒸留してアルコール度数を上げます。

 

蒸留によって作られたウイスキーは樽熟成されます。

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樽も内部を焦がして成分がよく出るようにしてから。

あとは熟成庫に入れて、数年から数十年ののちブレンダーさんがブレンドして商品にします。

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ざっと簡単ではありますが、ウイスキー造りについて説明させていただきました。

本だけの知識よりやっぱり経験してみる物ですね。

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アサヒビール様には大変お世話になりました。

貴重な体験をさせていただき、ありがとうがざいました。

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タリスカー プロモーション

先日アードベッグのキャンペーンが無事終了し

ホッと一安心の田原です。

それもつかの間

月初めからスタートしましたタリスカーイベント。

スタイルは全く同じで

1杯お召し上がりいただくとスタンプを1つ

1ヶ月間で何杯飲んだかで順位が決まります。

今回は北陸一部も加わっているということで

みえないところでの戦いが繰り広げられます。

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今回の賞品が1~2位には

タリスカー30年を1本、こちらは国内発売前のレアボトル。

3位~22位の方にはタリスカー10年、18年、ディスティラーズエディションそれぞれ200mlが入ったギフトセット。

23位~52位のかたにはタリスカーストームデザインの

iphone5用カバーがプレゼントされます。

 

前回のアードベッグと違うのは賞品の数です。

前回は20位までだったのが、倍以上の52に!!

前回より商品獲得の可能性を秘めたこのキャンペーン。

あと半月ありますのでご興味ございましたら

ぜひご参加いただけたらと思います。

ちなみに前回のベスト10以内には100杯超えだそうで

賞品がその5倍あることを考えると

25杯いけば何か絡むのではと予想しております。

 

あくまでも予想ですから…。

ジョニーウォーカー

先週末から雨が降り始め、ようやく梅雨らしくなったかな、と思えば台風だと聞いて消沈している中迫です。

幸いにも自宅が近所なのでそこまで濡れはしませんが風が強いと足元が大変なことになりますね・・・。

今のうちに替えの靴下を準備しておいたほうがいいかもしれません。

 

 

世界一の販売量を誇るジョニーウォーカー。

代々、ウォーカー家が特別なお客様だけにブレンドしたウィスキーが存在していました。それは ウォーカー家の“プライベートブレンド”ウィスキー。そのウォーカー家プライベートブランドに、ジョニーウォーカーのマスターブレンダー“ジムビバレッジ”が、現代の息吹を吹き込み完成させたプライベートブレンド。

以前もご好評いただいておりましたが再びボトルキープキャンペーンがスタート致します。

 

ジョニーウォーカー プラチナムラベル 18年

通常¥20,520のところ¥12,420にてご提供させていただきます。

貴重な貯蔵庫から選び抜かれた18年以上熟成した原酒由来の甘さとエレガントさとスモーキーさが絶妙なバランスを保ち、深くリッチでありながらスムースな味わいに仕上がっています。

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アバフェルディ12年

梅雨入りはしたもののほとんど雨の降らない天気が続いております。

東京では雹が積もるなど凄い天気のようですが名古屋では梅雨入り以降数える程しか降らず水不足が心配になります。

 

本日は中迫が担当させていただきます。

 

かねてより行っておりますボトルキープキャンペーン。

ここ最近はアードベッグ10年にスポットが当たっておりましたが並行してアバフェルディ12年のキャンペーンも行っております。

アバフェルディ、聞きなれない方も多いかと思います。

元々は1896年にジョン・デュワーズ&サンズ社がブレンデッドスコッチであるデュワーズの原酒確保の為にアバフェルディ蒸留所を設立した事からうまれました。

蒸溜所は南ハイランドのリゾート地であるアバフェルディ村に位置し観光地としても人気だそうです。

その後UD社の参加へ入り現在はバカルディ社の所有となっておりデュワーズのキーモルト(主要原酒)として、シングルモルトとして売り出されております。

 

UD社時代に描かれたシンボルマークのリスが今でもボトルに残っております。

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アバフェルディ12年の特徴といたしまして

色:黄色みがかった琥珀色

香り:蜂蜜、焦がした木の香り、フルーティ、オレンジ

味わい:ライトで甘口、蜂蜜

ストレートからロック、水割り、ソーダ割りと飲み方を選ばない秀逸なモルトかと思います。

アードベッグのようなピーティさもなく非常に飲みやすいウイスキーです。

当店では税込7,560円にてボトルキープいただけます。

宜しくお願い致します。

 

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山崎蒸溜所見学

田原です。

つい一昨日バーテンダー協会名古屋支部

研究部のイベントで山崎蒸溜所へ行ってまいりました。

私はかれこれ6回目くらいの訪問ですが

何度行ってもワクワクします。

朝9時集合でバスにて山崎蒸溜所へ向いましたが

バーテンダーは朝に弱く、皆さんスロースタート。

少し仮眠を取るかたもみえましたが

現地に着くと皆さん元気を取り戻し

見学!といきたいところですがまずは腹ごしらえ。

定番になりつつありますがここ「三笑亭」さんへ

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そして天丼をいただきました。

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三笑亭さんへは山崎蒸溜所から駅へ徒歩5分ほどです。

蒸溜所へ戻ると少しウイスキー博物館を回り

いよいよ工場見学。

以前伺ったときは増設工事中だった蒸留器も稼働しており

ほぼメンテナンス期間以外は年中フル稼働で作っているそうです。

そして発酵槽のエリアを通り

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蒸留器を通り

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樽熟成のエリアへ

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ここは蒸溜所のなかでも一番の撮影エリアだそうで

やはり皆さん何枚か撮影されてました。

 

全て見学が終わるとセミナーです。

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山崎4タイプ、白州4タイプご用意いただき

セミナー中にテイスティングしましたが

いわゆるノンヴィンテージ、12年、18年に使われているウイスキーを個々に味わい

また特徴的に作るとこのようなものもできるという感じでした。

個人的にはミズナラを期待しておりましたが

少し若いタイプなのか特徴が弱く

加水して開かせると特徴が出てくる感じでした。

 

隣の方はワイン樽熟成を気に入ったらしく

他の方のグラスに残ってるのがあれば

貰っては飲んでおり

さっきまで二日酔いで飲めないとか言ってたような…。

 

その後バスにて名古屋まで戻り

なんとか無事に今回の研究会も終わり

ホッと一安心の一日でした。

Octmore 06.1 Scotish Barley

今日はワールドカップ日本戦のせいで寝不足気味な舩戸が担当させていただきます。

皆様の中にもサッカーを観るために早起きをしてここ数日、睡眠不足気味な方も多いのではないでしょうか。

そんな方々のためにも眠気を吹き飛ばす強烈なモルトを紹介させていただきます。

 

その名も「オクトモア」

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オクトモアはブルイックラディ蒸留所でヘビーピーテッドなモルトを使用してつくられた世界で最もピーティなシングルモルトウイスキーです。

ノンチルフィルター。

カスクストレングス。

アルコール度数は57度。

今回入荷したのはシリーズの第6弾。

フェノール値は167ppmで5年熟成。

ppm(100万分の1)は麦芽を燻した、ピートの風味を出すフェノール性の化合物を数値化したもです。

ちなみに

ボウモアは18~20、カリラ35、ラガヴーリン30~40、ラフロイグ50~60、アードベッグ55~65。

なのでこの数値の強烈さがわかっていただけると思います。

グラスに注いだとたんに広がる煙りの香り。

一度お試しされてはいかがでしょうか。

プラネタリウム ブラック バー

夏日が続く日々に冷たいものがほしくなる今日この頃です。

田原が担当させていただきます。

 

先月22日表参道で開催された

ジョニーウォーカーブラックと

プラネタリウムを楽しむことができる

ブラックバーに行ってきました。

5日間限定のイベントで人数も限られるので

大変貴重な体験ができました。

ほとんど情報がなくお邪魔したので

とてもワクワク状態で、まず見せていただいたのが

こちらのショートムービー

https://www.youtube.com/watch?v=DZMVzO8hnSE&index=2&list=WL

 

そしてプラネタリウムと続くのですが

大きな会場の天井に白い幕が張ってあり

一瞬にして全てが星空に変わると

会場からは「おぉ!」など声が出るほど綺麗でした。

写真を撮りましたがやはり難しいですね。

写真では表現できませんでしたが一応載せておきます。

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そしてブラックバーなので会場にはバーコーナーも。

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色々な飲み方の提案もあり

ハイボールやロックなども勿論ですが

カクテルでのご提供もされておりました。

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そして先ほどのショートムービー

主演は「ロバート カーライル」

ご覧になられるとわかりますが

ノーカット撮影でタイミングぴったりに仕上げているのは凄いの一言でした。

※なぜかこの動画は一カ所途切れるところがありますが

実際に観たのはちゃんと繫がっておりました。

 

この日も日帰り。

いつかユックリと色々なお店にお邪魔したいと思います。