アードベッグ・チャンピオンボード

田原です。

1月に入り寒さが増してきました。

食欲も増してしまいコントロールに困っている今日この頃です。

 

昨年10月アードベッグのチャンピオンボードが届きました。

こちらです。

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ゴルフの大会とかで見かけるボードのスタイルで

ランキングボードに名前のプレートを並べます。

もう察しがついたかと思いますが

ご注文杯数で上位からランキング順に並べる形式で

全国40店舗で開催されております。

お店毎なのでランキングはそれぞれですが

当店も徐々にエントリーされる方が増えてきました。

 

ランキングボードはテーブル席側のカウンターにございますので

いつでもご覧になってなっていただけます。

 

エントリー方法ですが20杯以上お召し上がりいただくと

お客様のネームプレートを作成させていただきます。

約1ヶ月かかりますが、届き次第お客様のネームプレートを

ボードにランクインさせていただきます。

ボトルでもグラスでもどちらも可能です。

グラスの場合はスタンプカード形式でカウントしていきます。

 

まだまだランキング争いは始まったばかりです。

充分トップは狙える範囲ですので

ご興味のあるかたは、ぜひエントリーいただけたらと思います。

 

あ…このチャンピオンになるとなにか貰えるとか気になりますよね?

始まったばかりですが、いつまでとか?

またメーカー様に聞いてみます。

きっと、きっと何か景品が…。

申年

こんにちは。

昨日から急に寒くなってきましたね。

やっと冬らしくなったというべきなのかもしれませんが。

 

今回、私舩戸が書く年内最後のブログになりました。

皆様は今年一年どんな年でしたでしょうか。

僕にとってはあっという間の一年でした。

プライベートでは決断をする年でしたが、そのお話はまた後日させて頂くとして。

 

今回ご紹介させていただくのは来年申年にピッタリのボトルです。

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ジョニー・ウォーカー ブルーラベル 干支ボトル申

「申」という字は、「樹木の果物が成熟していく時期」をいうそうです。

また「申」が「去る」という意味を表し、「悪いことが去る」や「病が去る」など、いいことや幸せがやって来るという年でもあるそうで。

なにやら来年は良いことが起こりそうな気がします。

 

今年一年お世話になりました。

皆様も良い年をお迎えくださいませ。

 

ラスト・グレード・モルト・セミナー

みなさんこんにちは。

本日は佐藤が担当させていただきます。

一昨日の水曜日にテレビ塔の上でバカルディジャパン様のラストグレードモルトウィスキーセミナーがあり、参加させていただきました。

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ラストグレードモルトとは、今までブレンデッドなどに使われていてあまり出回っていなかったモルトをメインとし発売する5つのウィスキーです。

アバフェルディ、オルトモア、クライゲラキ、デヴェロン、ロイヤルブラックラの5つです。

アバフェルディは知っている方も多いと思います。

デュワーズのキーモルトとしても知られています。

1898年にデュワーファミリーによってハイランドの中心に設立されました。

かつて砂金がとれたピティリー川の水を仕込み水に使っており、そのイメージからラベルの文字を金色にしました。

味わいは蜂蜜やオレンジトフィー、ナッツなど。クリーミーさも感じます。

オルトモアは1897年にアレクサンダーエドワードによってスペイサイドのフォギーモス(霧が深い湿原)という場所に設立されました。

ピートを使用しない麦芽によって作りだされる、スパイシーさ、そしてドライなフィニッシュが印象的です。

クライゲラキは1891年にオルトモアと同じアレクサンダーエドワードによりスペイサイドの中心、スペイサイドの岩と呼ばれるところに設立されました。

昔ながらのワームタブという冷却濾過装置を使い、硫黄の香りを残しつつ重みのあるスモーキーさが印象的です。

デヴェロンは蒸留所はマクダフなのですが法律上マクダフと名乗れないそうなのでデヴェロンという川の名前をつけました。

フルーティーでバランスのとれた、スパイスやグリーンアップルの香りが感じられます。

ロイヤルブラックラは1812年ウィリアムフレイザーによりハイランドに設立されました。

英国王室御用達を最初に与えられた蒸溜所です。

フィニッシュをファーストフィルのオロロソシェリー樽を使っていて、フレッシュで華やか、かつフルーティーな味わいになっております。

 

こちらのラストグレードモルトは2月に発売で、クライスでもご用意させていただきますので是非お試しください。

カバラン セミナー

みなさんこんにちは。

本日は佐藤が担当させていただきます。

先月のNBA名古屋支部の研究会で、雄山株式会社様にカバランシングルモルトウィスキーセミナーを開催していただきました。

まだ馴染みのない方もいらっしゃると思いますので簡単に説明させていただきます。

台湾製ウィスキーカバラン(KAVALAN)は2008年に台湾の宜蘭という所に蒸留所を構えました。

「カバラン」とは、台湾北東部雪山山脈を東に下った場所に位置する宜蘭平野の先住民の呼び名です。

雪山山脈の水を使用して、原料から製造までを全て台湾国内で行うというこだわりで、誕生後わずか2年の間に世界各国で数々の賞を受賞しました。

今回のセミナーでは5種類、試飲させていただきました。

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左からコンサートマスター、金車、バーボンカスク、シェリーカスク、クラシックです。

どれも樽の個性が出ていてとても美味しかったです。

みなさん今はウィスキーといえばジャパニーズに走りがちですが、台湾のウィスキーも楽しんでみてわいかがでしょうか。

ブルックラディセミナー

最近はなんだかいい天気が続いてますね。

まさに秋晴れ。

しかし昼間は暖かいのですが、夜は冷えます。

もうすぐ冬もやってくるのでしょうね。

今のうちに美味しいものを食べておかないとと思う今日この頃の舩戸です。

 

さて先日、レミーコアントロージャパンさん主催の、スコッチウイスキー「ブルックラディ(Bruichladdich)」のブランドアンバサダー、マーレー・キャンベル(Murray Campbell)氏をお招きしてテイスティングセミナーを行いました。

 

ブルックラディは生産、熟成、ボトリングまでを一貫してアイラ島内で行う蒸留所です。

“私たちはテロワールが重要だと信じている” という信念。

現在ではスコットランド産の大麦麦芽のみを使用しており、驚くべきことにその約半分は地元アイラ島のものです。

製品としてはノンピートの「ブルックラディ」、フェノール値40ppmの麦芽で作られる「ポートシャーロット」そして世界で1番ピートの強い「オクトモア」

熟成年数はどの商品も若いのですが、飲みやすく甘さを感じることができます。

マーレー・キャンベル氏曰く「熟成年数は重要ではない」とのこと。

それ以上に、「手作りの重要さ、アイラ島を愛し、島に活力を与え、雇用を生み出し、生活を支える」

アイラ島のウイスキーを大切に作る。そういった事にこだわりを持ってみえる印象を受けました。

当店では「ブルックラディ ザ・クラシック・ラディ」「ポートシャーロット アイラ・バーレイ」「オクトモア スコティッシュ・バーレイ」を取り扱っております。

アイラ島を感じるウイスキー。

お試しされてはいかがでしょうか。

 

ちなみマーレー・キャンベル氏。

日本の余市ウイスキーが大好きだそうで。

「この前20年物を見つけて買っちゃったよ」

なんておしゃってました。

ただ最近は値段が高くなりすぎてて悲しんでおられましたが。

確かに日本のウイスキーは値段上がり過ぎですよね。

帰国される際には日本でしか買えないウイスキーを買われるとの事で。

素敵なウイスキー愛好家の一面もお持ちで好感が持てる方でした。

一度飲みに来ていただければと思いますが。

 

ちなみに新しく入った「オクトモア」

サインを頂戴してしまいました。

お店のバックバーに並んでますので、一度ご覧になられてはいかがですか。

本日もお待ちしております。

FooDrink Expo 2015

今回は舩戸が担当させていただきます。

先日の火曜日、サカツコーポレーション様の主催される展示会に行ってまいりました。

その名も「FooDrink Expo」

しかも今回はレミーコアントロージャパン様のお手伝いです。

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ふざけた格好をしておりますが真面目に働いてまいりました。

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普段からお酒を売っている身ですが、メーカーさん側からの商品説明というのはなかなかに難しく。

いらっしゃる方がバーテンダーだけではなく、カフェや居酒屋さんの店員さも多いため、いかに興味を持っていただけるような説明をするか。

お店の方からすれば、扱った事の無い商品をどのようにすればお客様に売れるか。

皆様、商売ですから新しい商品、美味しい商品を探されているんですね。

お酒に興味があって来ていただけるバーのお客様とは違い、あまりお酒を召し上がられない方にはどうお話していいのか。

普段使っている商品にプラスで何かお店のメニューを変えられないか。

今回お手伝いをさせていただいて大変勉強になりました。

ちがった業種の方とお話しさせていただくとやっぱり刺激になりますね。

 

今年も残すところ3か月を切りました。

気を引き締めて頑張ります。

GMT2015

田原です。

GMT2015と暗号のようなタイトルですが

略してグランド モルト テイスティングというウイスキーのイベントで2年振りの開催でございました。

9月2日に六本木で行われ、会場エントランス入ってすぐに目につくのが

アードベッグのロケット型オブジェ。

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こちらには宇宙で熟成工程を経て無事地球に戻ってきたアードベッグが入っております。

約3年ほどの旅のようで詳しい味の内容はシークレットでしたが

地球で熟成させた味とは違いがあり今後の製品開発に役立たせたいとのお話でした。

この宇宙プロジェクトの縁も話を聞いてすごいなと思いました。

 

急にキャンセルが出てスペースができたから宇宙に飛ばしたいものがあれば乗せれるけどとの連絡があり

時間がないなか考え蒸溜したばかりのヴァージンスピリッツに樽材を削ったものを1アクションで混ざるような仕組みを作り

宇宙と地球で1セットづつ用意してヨーイドンで同時に混ぜ合わせ

同じ時間を地球と宇宙で過ごさせて変化を見るというミッションだったようです。

 

どうやらサントリーさんも宇宙熟成を考えてるようで

うちが先にやったことを伝えねばとラムズデン博士はジョークも交えておりました。

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そしてタリスカー ブース、モーレンジィ ブースと楽しませていただき

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時間も来たので夜の街へ…。

 

ガスライト銀座店、エヴィータさん、アヴァンティさん、セブンシーズンズさん、オーパさんとお邪魔させていただき

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大変勉強になり、また再会できたことに感謝、感謝です。

今回はオーパさん以外初訪問でして

まだまだお邪魔できてないお店が沢山ございますが

また東京への機会の際にお邪魔させていただけたらと思います。

日本のマイクロディスティラリー

すっかり秋めいた気候になりました。

私共が帰宅する時間帯にはワイシャツ1枚では肌寒いくらいの気温で着る物に少し悩みますね。

本日は中迫が担当させていただきます。

 

最近のウイスキーブームに伴い知多シングルグレーンをご好評いただいております。

余市、宮城峡、鶴の終売や各社の値上げで少し寂しいジャパニーズウイスキーですがマルス、秩父、江井ヶ島など小規模蒸留所(マイクロディスティラリー)の人気が上がってきているように感じます。

 

そんな動きもあってなのか静岡県静岡市にガイアフロー社による新しい蒸溜所が建設されることが発表されております。

ガイアフロー社は以前今は閉鎖蒸溜所となった軽井沢蒸溜所の設備を購入しておりそちらを使用してのことではないかな・・・と思います。

予定生産量は年間10万リットルと8万リットルの秩父より少し多めの生産量を予定しているそうです。

 

見学等も可能な作りを予定しているそうで場所柄近いこともあり非常に楽しみですね。

 

そんな中先日見つけたニュースで北海道にも新しい蒸溜所ができるようです。

厚岸(あっけし)蒸溜所、根室と釧路の中ほどの場所に現在建造中だとか。

蒸溜棟1棟にポットスチル2基、発酵槽6基ほどの小さな蒸溜所です。

蒸留設備はスコットランド産の物を使用し、樽はバーボン、シェリー、ミズナラの3種類を使用予定です。

来年の8月に蒸溜所が完成予定、10月には蒸溜開始が予定されております。

年間生産能力は30万リットルですが初年度は3万リットルの蒸留を行うようです。

名産の牡蠣やチーズとのマリアージュを考えたウイスキーを目指していくとのことでこちらも非常に楽しみです。

 

厚岸、静岡ともに初めてリリースされるのは2020年頃でしょうか?

 

最近活気づいてきている日本の小さな蒸溜所も含めジャパニーズウイスキーをこれからも応援していきたいと思います。

 

アードベッグランチミーティング in 名古屋

みなさんこんにちは。

本日は佐藤が担当させていただきます。

 

今月の1日のお話ですが、ミッドランドスクエアのステーキレストランでアードベッグランチミーティンがありました。

 

今回はなんと、アードベッグとグレンモーレンジィの蒸留所の総責任者のビルラムズデン博士が名古屋に初来日していただきました。

お昼からアードベッグのソーダ割りと美味しいステーキをいただき、とても幸せな時間を過ごさせていただきました。

 

ビルラムズデン博士はとても気さくな方で、どんな質問でも笑顔で答えていただいてすごく勉強になりました。

面白かったのが、アードベッグにクレームをつけてきた人が、「このウィスキーは香りが強すぎる!スモーキーすぎてなにかの間違いだ!」

と返品の声がかかったそうです。

そのくらいアードベッグの香りは刺激的だったのですね。

 

ビルラムズデン博士は、ただもの凄いピート香のスモーキーなウィスキーを作るのは簡単だ。

味や香りや甘味を整えるのが重要と言っていました。

話を聞いているだけで、すごいこだわりだなと思いました。

まさにプロフェッショナルという感じがしました。

 

みなさん、そんなビルラムズデン博士が作るアードベッグ、グレンモーレンジィをこれからもよろしくお願いいたします。

 

改めて素晴らしいウィスキーだなと感じました。

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知多蒸溜所工場見学

田原です。

色々とネタが沢山できまして書きたいことが多いのですが

古いものから書かせていただきます。

8月20日平日ですがバーテンダー協会とホテルバーメンズ協会合同で

サントリー知多蒸溜所へご案内いただきました。

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今まで見学コースのようなものがなく今回初めてセミナーも含めた見学コースをされるとのことで楽しみにしてお邪魔しましたが

工業地帯の中にある感じで、今まで行った蒸溜所とはタイプの違う

いわゆる工場でした。

 

セミナールーム兼ディスプレイルームと言ったらいいのでしょうか

こちらにご案内いただき

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こちらが蒸溜所全体の模型です。

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そしてこの後案内いただく蒸留機の模型

 

 

軽い説明をいただき工場見学へ。

建物を出てすぐに蒸留機まで到着し出てきたのがこちら

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連続式蒸留機!!

少しわかりずらいのですが模型と同じく4本の蒸留塔がございます。

 

先程の建物の屋上に上がり、横から見た図がこちら

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倒して輪切りにした断面図がこちら。

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向きが変わるとわかりづらいですね。

層に分かれておりまして円柱状の突起物が一つ、一つ蒸留機の役割をしております。

 

また最初の建物屋上ですが

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3つくらい見えるクリーム色した半円形のものの中身は全て原料のトウモロコシ

向こうは海で船を横着けして原料をこの中に運び込み

左に見える階段のある白い建物に繫がっておりそこでトウモロコシを粉砕します。

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パイプで流し大麦を合わせ糖化しグレーの丸いタンクに入れもろみを作ります。

そこから先ほどの蒸留機に流し蒸留という工程だそうです。

蒸留はタイプの違う蒸留塔を使い分け、4タイプだったかと思いますが蒸溜されます。

それをバーボン樽とワイン樽に寝かせ熟成されたものをブレンドしてこの「知多」が作られるそうです。

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連続式蒸留機のシステムも理解でき勉強になる蒸溜所見学でした。

そしてこの3日後にはキリン御殿場蒸溜所へ…。

すでに佐藤が書いており前後してしまいましたが

一週間で蒸溜所を2カ所も訪問できた良き一週間でした。