バルデスピノ ファミリー ヘリテージ ブランデー 

皆様こんにちは。

本日は舩戸が担当させていただきます。

4月に入りもう一週間がすぎました。

入学式、入社式はもう終わったようですね。

僕はランチ時間帯の出勤なのですが、スーツを着た若い方々をよく見かけるようになりました。

初々しさなのか、きっと新社会人だろうなと、なんとなくわかるものですね。

大勢でどこに食べに行くのだろうと気になりますが。

ネット上ではもうすでに辞めたいなんて言っている人もいるそうで。

仕事がそんなすぐに合うか合わないかなんてわかるはず無いのに。

頑張って欲しいものです。

 

さて、新社会人の話の後で今日ご紹介するのは希少な古酒です。

 

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バルデスピノ・ファミリー・ヘリテージ・ブランデー・ソレラ・グラン・リゼルバ」

1430年から酒造りを始め500年以上の歴史を誇るバルデスピノ家。

1999年に現オーナーに全てのストックを売却してしまいます。

その中にあった前オーナーのプライベートストックがこのブランデー。

19世紀から始まるソレラシステムで熟成され、平均熟成年数は50年を越え、100年以上前の古酒も含まれていると言われているそうです。

ソレラ・システムとは、100個ほどの樽を4~5段に積み,最上段に新酒を入れ,上から下へと1/4量くらいずつを移しかえて,新酒と古酒を調合しながら熟成させる方法。

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いわゆる老舗のうなぎ屋のたれ方式。

とはいっても、19世紀の原酒が入っているわけですからどこか夢があります。

味わい的には濃厚な甘さと熟成されたブランデーの香り。

シェリーカスクモルトが好きな方には是非飲んでいただきたいです。

 

若いブランデーがより熟成されたブランデーと順序だって混合されていきます。何年もかかって古いブランデーと混じりながら出来上がった特徴を若いブランデーが少しずつ身につけていき、最高のお酒になるわけです。

なんとなく会社という物に似ている気がするのですが。

 

一度お試しされてはいかがでしょうか。

ラスト・グレート・モルト

立春も過ぎ、暖かくなってもいいようなものの週末は天気が崩れるそうですね。

今朝のニュースでは花粉の話もしていました。

季節の変わり目には体調も崩しやすいので、気を付けなければと思う舩戸です。

 

さて先日、2月9日よりバカルディ ジャパン様よりシングルモルト スコッチウイスキーの4ブランドが発売されました。

既に発売されている『アバフェルディ』に今回の4ブランドを加えた5種類のシングルモルトを「ラスト・グレート・モルト」としてシリーズ化するそうです。

こちらのブログでも紹介させていただいたセミナーからやっと。

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発売された商品は、「オルトモア 12年」、「クライゲラキ 13年」、「ザ・デヴェロン 12年」、「ロイヤル・ブラックラ 12年」です。

 

オルトモア 12年
アルコール分 46%
生産地区 スペイサイド

フォギー・モス(霧が深い湿地)から引いた水とピートを使用しない麦芽によりフレッシュでドライなフィニッシュが楽しめる、バランスのとれた味わい。「大きな小川」の意味。

 

クライゲラキ 13年
アルコール分 46%
生産地区 スペイサイド

独特の形状をしたワームタブによる冷却・液化の工程と、オイルヒーティングによって生まれる硫黄感のある独自の麦芽によってつくられる刺激的な味わい。ホワイトホースのメイン原酒。

 

ザ・デヴェロン 12年
アルコール分 40%
生産地区 ハイランド

蒸溜所名マクダフ。「ダフの息子」の意味。海風の影響を受けることでつくりだされたフルーティでスムースな味わい。水平方向に設置されたコンデンサーによる液化の工程と、海風の影響を受けることでつくりだされるフルーティでスムースな味わい。「嵐の後の穏やかさ(calm from the storm)」を提供する、完璧な暖炉にあうモルト。日本の家庭に暖炉は無いですが。

 

ロイヤル・ブラックラ 12年
アルコール分 40%
生産地区 ハイランド

1833年にウイリアム王4世によって、初めてロイヤルワラント(英国王室御用達)を与えられたウイスキーとしての歴史を持つ、フレッシュで華やか、かつフルーティな味わい。世界で初めてブレンデッドウイスキーを作ったアンドリュー・アッシャーがブレンド用に使ったウイスキー。

 

シングルモルト・グローバルマーケティングマネージャーのStephen Marshall氏

「当社は、我慢強く樽を保存してきました。そして今、5つの有名なモルトを世界中のウイスキー愛好家と共有する準備ができています。それぞれのモルトが年代ごとの特徴を紹介してくれます。これまで、これらの素晴らしいウイスキーは、わずかな人達にしか知られていないスコットランドの最大の秘宝でした。当社は今、シングルモルト愛飲家、つまり、ストーリーが好きで世界の最も複雑な蒸留酒の香りを探求する興味を持つ熱狂者にアピールしています。」

 

これまでなかなか飲む機会が少なかったと思われる4銘柄。

一度お試しされてはいかがでしょうか。

申年

こんにちは。

昨日から急に寒くなってきましたね。

やっと冬らしくなったというべきなのかもしれませんが。

 

今回、私舩戸が書く年内最後のブログになりました。

皆様は今年一年どんな年でしたでしょうか。

僕にとってはあっという間の一年でした。

プライベートでは決断をする年でしたが、そのお話はまた後日させて頂くとして。

 

今回ご紹介させていただくのは来年申年にピッタリのボトルです。

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ジョニー・ウォーカー ブルーラベル 干支ボトル申

「申」という字は、「樹木の果物が成熟していく時期」をいうそうです。

また「申」が「去る」という意味を表し、「悪いことが去る」や「病が去る」など、いいことや幸せがやって来るという年でもあるそうで。

なにやら来年は良いことが起こりそうな気がします。

 

今年一年お世話になりました。

皆様も良い年をお迎えくださいませ。

 

Firestarter

こんにちは、舩戸です。

12月に入りさらに寒くなってきました。

お客様の話を聞きますと体調を崩されてみえる方も多いように思いますが、皆様はいかがでしょうか。

私、舩戸は体調の方は良いのですが、乾燥のせいかお肌の調子が・・・

とういうよりこの時期には必ずやって来るアカギレ。

こいつが怖いです。

今からハンドクリームを寝る前にベタベタと塗りこんでおりますが、果たして今年はどうなることらや。

先日お客様から、乾燥してるから火事が怖いだろうと、消火器をいただきました。

 

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嘘です。

ウォッカでした。

東ヨーロッパ、黒海に臨む豊かな丘陵で作られた最良の小麦を原料とし、19世紀から伝わる秘伝のレシピを基に丁寧につくり上げられたスーパープレミアムウォッカ。
5回蒸留、プラチナ濾過で、さらに目を引く消火器型ボトルは話題性バツグン!

ほのかに香る甘さがまさに飲み手に火をつける感覚!?。

だそうです。

生産国はモルドバ。

面積. 3万3,843平方キロメートル、九州よりやや小さい国だそうです。

なかなかユニークな物を作りますね。

 

さてユニークといえばこの時期毎年楽しみなのがイルミネーション。

先月から広小路通もきらびやかになりました。

毎年どなたがデザインされているのでしょうか。

楽しまさせていただいてます。

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今年のイメージはひな祭りの花餅かな・・・

皆様は何に見えますか?

広小路をゆっくり歩きながらクライスを目指していただいて。

本日もお待ちしております。

ラスト・グレード・モルト・セミナー

みなさんこんにちは。

本日は佐藤が担当させていただきます。

一昨日の水曜日にテレビ塔の上でバカルディジャパン様のラストグレードモルトウィスキーセミナーがあり、参加させていただきました。

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ラストグレードモルトとは、今までブレンデッドなどに使われていてあまり出回っていなかったモルトをメインとし発売する5つのウィスキーです。

アバフェルディ、オルトモア、クライゲラキ、デヴェロン、ロイヤルブラックラの5つです。

アバフェルディは知っている方も多いと思います。

デュワーズのキーモルトとしても知られています。

1898年にデュワーファミリーによってハイランドの中心に設立されました。

かつて砂金がとれたピティリー川の水を仕込み水に使っており、そのイメージからラベルの文字を金色にしました。

味わいは蜂蜜やオレンジトフィー、ナッツなど。クリーミーさも感じます。

オルトモアは1897年にアレクサンダーエドワードによってスペイサイドのフォギーモス(霧が深い湿原)という場所に設立されました。

ピートを使用しない麦芽によって作りだされる、スパイシーさ、そしてドライなフィニッシュが印象的です。

クライゲラキは1891年にオルトモアと同じアレクサンダーエドワードによりスペイサイドの中心、スペイサイドの岩と呼ばれるところに設立されました。

昔ながらのワームタブという冷却濾過装置を使い、硫黄の香りを残しつつ重みのあるスモーキーさが印象的です。

デヴェロンは蒸留所はマクダフなのですが法律上マクダフと名乗れないそうなのでデヴェロンという川の名前をつけました。

フルーティーでバランスのとれた、スパイスやグリーンアップルの香りが感じられます。

ロイヤルブラックラは1812年ウィリアムフレイザーによりハイランドに設立されました。

英国王室御用達を最初に与えられた蒸溜所です。

フィニッシュをファーストフィルのオロロソシェリー樽を使っていて、フレッシュで華やか、かつフルーティーな味わいになっております。

 

こちらのラストグレードモルトは2月に発売で、クライスでもご用意させていただきますので是非お試しください。

新バースプーン

田原です。

そろそろオリジナルカクテルの冬バージョンを

考え始めないといけないと思っている今日このごろです。

 

BIRDYさんのバースプーン、すでにリリースされておりましたが

手にする機会がなく先日の全国エリートバーテンダーカクテルコンクールの会場で

BIRDYのY山様とお会いし使わせていただく機会ができたので

使ってみると良さげな雰囲気。

その場で2本発注させていただき先日届きました。

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先の部分は尖っているのが今までのタイプ(右)で

穴があけられ広く水切りの用途のあるタイプ(左)が今回仕入れたスプーンです。

実際先が少し重いので遠心力が加わり回し易いのと

回すべき中心がわかりやすくなりました。

中心で回すことにより余分な負荷がかからなくなるので仕上がりが変わります。

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またネジられた本体もピッチが違い

そしてよく見るとネジられた山の頂点の面取りがしてあります。

これにより手にかかる負担も軽くなり回しすぎで擦りむけたりすることも減ります。

 

今回は専門的な話題ですが

バーツールで仕上がりが変わるのでとてもデリケートになる部分でもあります。

 

そのうち全部これになってたりして(笑)

Licor43

みなさんこんにちは。

本日は佐藤が担当させていただきます。

 

今回は9月に新発売されました、リコール43というリキュールについて書かせていただきます。

僕自身このリキュールを知ったのは、先週のブログで舩戸さんが書いておりましたFooDrink Expo 2015というイベントでレミーコアントロージャパン様のお手伝いをさせていただいた時に知りました。

このリコール43はスペイン南東部、地中海に面する港湾都市カルタヘナという所で作られておりスペインでは最もポピュラーなリキュールです。

気になるこの商品名の「43」という数字ですが、

開発当初、地中海沿岸で収穫される43種類もの柑橘類やボタニカルを使用していたことに由来します。

43種類と聞いたときは僕もビックリしました。

ですが僕が1番リコール43を見て思ったのはやはりこの鮮やかな黄金色が素敵だなと思いました。securedownload

優雅な甘さと柑橘類の爽やかさを備えたリコール43はスペインでの発売以来、瞬く間にヨーロッパへと広がりました。

現在では秘伝のレシピから作られるクオリティーの高さ、華やかな黄金色やさまざまなストーリーから「自分の内に秘めた黄金の輝きを解き放つ」「人生の大切な時=ゴールデンモーメントを楽しむ」そんなプレミアムリキュールとして世界中で愛されています。

 

クリーム系と相性がいいので、クリームと合わせたカクテルや冷凍庫で冷やしてトロトロの状態で召し上がるのもおすすめです。

 

クライスで、この黄金に輝くお酒で人生の大切な時を過ごしてみてはいかがでしょうか。

ニッカウヰスキーセミナー

田原です。

先週末あたりからお盆休みに入られてるお会社様もチラチラと耳にしておりますが

当店は先日書かせていただいた通り13日~15日までお休みをいただき

16日の日曜日より通常営業をさせていただきます。

またブログも連休中はお休みをさせていただきますので

ご迷惑をお掛け致しますが何卒宜しくお願い申し上げます。

 

さてさて、先日ニッカウヰスキーのセミナーに行ってきました。

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すでに注目を浴びております来月1日発売の

余市と宮城峡のノンエイジタイプが今回のセミナー注目株です。

連ドラ「マッサン」はもう放送が終わっておりますが未だにニッカブームと言いますか

ジャパニーズブームが続いておりますからなおさらです。

 

そして余市と宮城峡のノンエイジタイプが時間中の大半を占めると思いきや

セミナーを一通り受けて感じたのは

なんとなく「ザ・ニッカ」に力を入れてらっしゃる雰囲気。

新商品ともなると注目も集中しますし、そうなるとまた商品不足になりかねませんしね。

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また限定品の余市のヘビーピート、宮城峡のシェリーカスクもテイスティングできましたが

ヘビーピートの余韻の長さ、クリーミーさには人気が出そうな雰囲気を感じました。

またこちらも入荷次第フェイスブックページ、又はこちらのブログにてご報告させていただきます。

 

また 来年からは厚岸蒸溜所、静岡蒸溜所と稼働開始します。

商品出荷はそこから早くて3年先になりますが

ますますジャパニーズウイスキーの注目が増えそうですね。

bar show

田原です。

ブログのローテーションが1人分増えたので回ってくるのが少しユックリになりました。

日曜営業のご案内などをさせていただいてたら、バーショーのイベントが暫く前のように感じます。

今さらながらですがバーショーのご報告を。

 

土曜、日曜と二日間開催されますが、営業があるので日曜のみ参加してまいりました。

会場は昨年と同じ東京ドームシティ・プリズムホール。

ゲートオープンの11時に間に合うよう私と舩戸、佐藤の三人で向かい

到着したら入口は長蛇の列…。

(ちなみに中迫は以前からの予定があり残念ながら参加できずです)

中に入ると昨年とさほど変わらないという雰囲気で

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ひと通りご挨拶と場所確認をして

早くしないと無くなりそうなものから試飲、試飲、試飲…そして試飲。

おかわりをしたのは1銘柄で秩父のミズナラ。

ミズナラは長期熟成でないと味が纏まらないと聞いてたので

軽い気持ちで飲んでみましたが、想像以上でビックリしました。

その他秩父さんで試飲できたのはワイン樽、シェリー樽、バーボン樽熟成など

まだリリース予定でないものと聞きましたが、そういうものが飲めるのもイベントの醍醐味です。

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流石の人気で一回りして再訪問したときには空っぽになってました。

 

そしてアサヒさんはリリース前(5/17時点)のブラックニッカ・ディープブレンド。

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バカルディジャパンさんもリリース前のクレイゲラヒー13年とオルトモア12年。

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そしてMHDさんはS本さんとの2ショット。

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あちらこちらと回ってるうちに

会場は人、人、人、で昨年より多いのでは?と思うくらいの来場者数に見えました。

昨年と違いセミナーが少なくなってたようでしたが

私たちは会場だけで終わってしまい、また来年に期待です。

久々にお会いできたかたも多く、よき一日でした。

 

またバーショー限定リリースの駒ケ岳が1本のみですが入荷しておりますので

ご興味ございましたらぜひお楽しみいただけたらと思います。

 

Japanese Harmony

6月から日曜日営業となり、平日休みを頂くため今回から、田原マスターの次は私、舩戸がブログを書くこととなりました。

宜しくお願いします。

さて、そんな私、舩戸ですが、先日中日劇場で文楽を観に行ってきました。

人形浄瑠璃です。

人形の細やかな動き、三味線の音色、太夫さんの声。

数年ぶりに観た文楽はとても素敵でした。

といっても全くの素人なんですが。

演目は「仮名手本忠臣蔵」

よくテレビドラマ化している忠臣蔵です。

ちょっと登場人物は違うのですが。

ただちょっと気になる事がありました。

歴史の中では吉良上野介が浅野内匠頭を怒らせて、浅野が吉良を切りつける所。

文楽ではどうやって怒らせたのか皆さんご存知でしょうか。

「お前は井の中の鮒だ。小さい。この鮒侍。鮒侍。鮒侍。」

・・・

はい。私フナトです。

フナバーテンダーです。

少し悲しくなりました・・・。

それは冗談として、日本の文化に触れ、充実した休みを過ごすことが出来ました。

 

前置きが長くなりましたが、そんな気分の僕がお勧めしたいのがサントリーさんからの新商品。

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「響 ジャパニーズハーモニー」

CMでも流れてますので、ご存じの方も多いと思います。

最近ジャパニーズウイスキーブームの中、価格も上がってますが、カジュアルに飲んでいただけるお値段です。

個人的には響はストレートももちろん美味しいのですが、ハーフロックやトワイスアップなどお水を足すと、香り、甘味が引き立ちさらに美味しく飲むことができます。

ジャパニーズウイスキーも日本の文化ではないでしょうか。

皆様一度お試しください。