E.H. テイラーJr.

みなさま、こんにちは。

本日は舩戸が担当です。

近頃寒い日が続きますね。

忘年会をされてみえるお客様も増えてきて、だんだんと年末が近づいてくるのが感じられるようになってきました。

今年も残すところあと1カ月。

まだまだ気を抜かないように頑張りたいと思います。

 

さて、本日は新入荷のプレミアム・バーボン・ウイスキーの紹介です。

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アメリカ ケンタッキー州のBuffalo Trace(バッファロートレース)蒸留所が造るプレミアム バーボン・ウイスキー「E.H. テイラーJr.」の3アイテム「E.H.テイラーJr. スモール・バッチ」「同 シングル・バレル」「同 ストレート・ライ」

“E.H.テイラー・ジュニア・コレクション”は、バッファロートレース蒸留所の発展に大きく寄与したエドムンド・ヘインズ・テイラー・ジュニア氏の名前を関した新しいプレミアムバーボンのシリーズです。

アメリカ南北戦争当時の軍の大佐(コロネル)であった氏は、バーボン業界生みの親の一人として、その名を広く知られています。1800年代半ばにバッファロートレース蒸留所の前身である会社を購入してから、蒸留技術や倉庫での樽の管理方法など、日々研究を重ね、現在のバッファロートレース蒸留所の繁栄の礎を築いた、バーボンの世界では伝説の人物。

中でも、ウイスキーの品質を管理するために1897年に制定された米国連邦法であるボトルド・イン・ボンド法(Bottled in Bond Act)に大きく貢献しました。現在この法律は廃止されていますが、制定された規定に則した製法でボトリングされたものには、今もなお、「Bottled in Bond」と表記されています。

 

厳選された樽から造られる「スモール・バッチ」

100年以上前のE.H テイラー オリジナルボトルデザインのオマージュである「シングル・バレル」

100年以上前にE.Hテイラーが創り上げたスタイルのライ麦と大麦麦芽のみ使用した「ストレート・ライ」

3本入荷いたしました。

お試しされてはいかがでしょうか。

ビル・ラムズデン博士

田原です。

もう残すところ今年もあと1ヶ月くらいになりました。

あれこれ来年に持ち越さないようスパートをかけたいと思っております。

 

今週22日グレンモーレンジィ&アードベッグ蒸溜所の

蒸溜、製造最高責任者でありますビル・ラムズデン博士が

名古屋でセミナーをされるということで

今回はそのセミナーに合わせオリジナルカクテルのご依頼をいただきました。

実は夜の会もあり、その会のカクテルを考えるのにかなりの時間を費やしてしまい

実はセミナーのカクテルは前日完成したという無謀な状況でした。

その間に組みあわせは色々と考えておりましたが…。

 

気にはしてたんですよ、ただ5日前から歯の調子が悪化し

歯医者さんへ行って、治療していただき薬をもらってきたのですが

薬が効かなくなるから4日間禁酒してとの話になりカクテルの試飲ができない…。

時間もない…どうしよう…

でアイデアとイメージを沸かせる。

試作し舩戸と佐藤に試飲してもらい、二人の意見を合わせ

微調整し完成!!という流れでした。

実際自分で試飲したのは前日です。

今回は無茶したなと思いましたが、イメージ通りにできたので良かったです。

まぁ、即興で作ることも多くありますし

コンクール作品のように制作意図やネーミング、デコレーションと全てを纏めようとするとこんな短時間では難しいですね。

 

そしてそのカクテルですが

ビルさんにネーミングを当日セミナー中に話を振って依頼して

2分待ってくれと…できたネーミングが

「カドボール ハーベスト」

感激です!!

ビルさんに付けていただいたネーミングですよ。

レシピは

モーレンジィ・オリジナル   30ml

リコール・バニラリキュール  15ml

フレッシュレモンジュース   15ml

ルジェ・アプリコットブランデー 1tsp

と普及性を考慮したカクテルでモーレンジィのフルーティさと

ハチミツのような風味やバニラ感を膨らませようと考えました。

 

夜の会でお出ししたカクテルも少しご紹介です。

スタートに

柚子のピューレ、アボカド、オレンジジュースにグレンモーレンジィを合わせた野菜のカクテル。

食事が終わった際にはデザートカクテルで

アードベッグに光黒大豆を付け込んだものをベースに

栗をつぶして生クリームを合わせ、ねりゴマ、カカオリキュールをシェイクしてお出ししました。

和と秋を感じていただけるかな?と思い作り出した2つのカクテルです。

こちらは漬け込みなどが必要ですぐにはできないので

通常営業ではお出しできない状況でございます。

ですが「カドボール ハーベスト」はいつでもお作りできますので

ご興味ございましたらぜひご注文いただけると嬉しいです。

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試飲会

田原です。

年末が近くなるにつれて毎年バタバタとなるのはなぜでしょうね?

今年こそ先手先手でと思っておりますが

どうやらそうもいかない雰囲気になってきました。

また年末年始の休みも近くご案内させていただきます。

 

先日試飲会に行ってきました。

今回のはコーヴァルというシカゴで作られているウイスキーメーカーのウイスキーやリキュール

ボトラーズブランドのウイスキーがメインで試飲してきましたが

かなり目移りしてしまい

あれこれ試飲しているうちに昼からほろ酔い状態になってしまいました。

その後歯医者さんに行かないといけなかったので

ウイスキーの香りを漂わせながらはマズイと思いましたが

ついつい色々と飲んでしまいました。

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先日舩戸がご紹介させていただいたウルフバーンも今回試飲して決めてきたものですが

コーヴァルのジンやハートブラザーズというボトラーズのウイスキーなどオーダーさせていただき

現在カウンターに並んでおります。

面白いキャラクターのものやシェリー樽のしっかりと効いたタイプなど

当店の弱かった部分を補う感じのラインナップで仕入れてきました。

ぜひご興味あるものがありましたらお楽しみいただけたらと思います。

ウルフバーン

みなさまこんにちは。

本日は舩戸が担当させていただきます。

栄の町は、もうイルミネーションが輝き始めました。

もうそんな時期なんですね。

このままだとあっという間に年末を迎えそうです。

 

さて本日は新しい商品のご紹介です。

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「ウルフバーン」

スコットランド本島北端の街サーソーに実在したウルフバーン蒸留所。

1821年に創業し、1877年には廃墟として記録に残されている非常に短命だった蒸留所。

再生したのは、2011年。

最高責任者アンドリュー・トンプソン氏が「NO AUTOMATION」と語るように、その作りは可能な限り人の手で行われる。

香りはピート香、軽いスモークを感じる。奥にフレッシュなリンゴの果実香が隠れている。オイリーでやわらかく心地よい甘さ、ナッツっぽく香ばしい。穏やかな塩っぽさ、スパイスがありドライフィニッシュ。

 

最近は新しい蒸溜所がどんどん出てきますね。

まだ3年ものですが、シェリー樽を使った第2弾「ウルフバーン オーロラ」もリリースされました。

今後5年、10年と楽しみな商品です。

皆さまお試しされてはいかがでしょうか。

ePowerオリジナル 駒ヶ岳シングルカスク2013

こんにちは。

本日は舩戸が担当させていただきます。

生憎の雨模様で肌寒い一日ですね。

急な気温の変化のせいか胃腸風邪が流行っているそうです。

暖かかったり寒かったり。

確かになかなか着る服が落ちつかない所です。

皆さま、体調にはお気を付けください。

 

さて今日は新しいウイスキーの紹介です。

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ePowerオリジナル 駒ヶ岳シングルカスク2013

本坊酒造マルス信州蒸留所。

アメリカンオークパンチョン。

アルコール度数56.9度

2016年9月ボトリング、2016年10月29日発売。

ePowerさんは岐阜のウイスキーやラムの輸入卸業者さんで、2007年の設立、2012年には自社ボトリングウイスキーを発売。

日本のボトラーズとして注目の会社です。

まだ僕は飲んではいないのですが、先日行われた試飲会ではすこぶる評判だったようで。

 

テイスティングノートとしては

香り ウッディ 焦がし砂糖 レーズン 紅茶 かすかにオレンジピール

味 ドライフルーツの甘みから紅茶やタンニンが広がりドライなウッディさ

どうでしょう。

なんとも飲みたくなるようなコメント。

本日発売のためまだ封は開けておりません。

早い者勝ちです。

本日もお待ちしております。

またまた凄いのが…

今日は急に寒さが増した感じで

もう一枚羽織ろうか迷いましたが

少々無謀な恰好で出かけてしまいました。

 

田原が書かせていただきます。

先日入荷しましたがラガヴーリン25年

200周年記念でリリースされました。

ここでピンとくるかたもみえるかと思いますが

今年200周年記念で発売された8年も200周年記念ボトルですが

今回のは長熟タイプです。

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そしてシェリー樽のみで熟成された原酒のみ使用したカスクストレングス。

世界8,000本限定、すべてのボトルにナンバリングされており

当店では一番高額商品となってしまいました。

もちろんハーフの販売もさせていただいております。

ここぞという時や年末が近くなってきましたので

ご自身へのご褒美等にいかがでしょうか?

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すっかり秋の雰囲気に変わりましたが

急な気温変化で風邪など引かぬようお気を付けください。

今回は田原が書かせていただきます。

今回は新商品アードベッグ トウエンティーワンです。

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アードベッグ蒸溜所は6月に行ってきたばかりなので

かなり思い入れも深く、この発売が待ち遠しくありました。

 

近年長熟のアードベッグはリリースされてませんでしたので

期待も膨らみます。

アードベッグの最も困難な時代に蒸留された、わずか数樽しかない希少なウイスキーが含まれているそうで

一つの時代を感じられるウイスキーかと思いテイスティングしました。

 

アルコール分46%とありますが最初の口当たりがとてもスムーズで

アルコール感が柔らかく感じます。

当然ながらスモーキー、墨汁の雰囲気とスパイシーさ

時間をかけるとフローラルやナッティな部分も見えてきます。

確かに美味しい…。

でもかなりいいお値段がします。

でもこれからこういう長熟品が出る可能性は低いので

いまのうちに味わっていただくのも手かと思います。

 

来月は佐藤のコンクールも控えており

イベントが続く季節に入ってきました。

またこちらのブログにてご報告させていただきます。

山崎蒸溜所見学

みなさんこんにちは。

本日は佐藤が担当させていただきます。

今月のバーテンダー協会名古屋支部の研究会は山崎蒸溜所見学ということで、19日の日曜日に行ってまいりました。

みんなで朝の10時にバスで出発いたしました。

お昼ご飯をはさみながら、13時前に山崎蒸溜所に到着しました。

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そしてお土産や有料試飲コーナーなど自由時間があり、作り手の木村様のセミナーが始まりました。

やはり印象に残ったのは樽や仕込み水のことでした。

仕込み水は名水百選にも選ばれている、離宮の水です。

千利休がこの離宮の水を気に入って待庵という茶室を作ったといいます。

それほどいいお水だったそうです。

試飲コーナーで離宮の水を水道法に従い処理した水を飲ませていただきましたが雑味が一切なく本当に美味しかったです。

あとミズナラの樽についてもお話しいただきました。

北海道の富良野のミズナラの木を使用しており、年間10本しか使わないと決めているそうなので1年で100樽くらいしか作れないそうです。

使っているピートについても、アイラ島のピート1種類と、詳しい場所までは聞けませんでしたがスコットランドのピートを2種類で計3種類のピートを使っているそうです。

まだまだ書きたいことは山のようにありますがきりがないので、、、

たくさん勉強させていただいたので気になることがあれば気軽にお声かけください。

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招待いただいたサントリー様、山崎蒸溜所の方たちに本当に感謝申し上げます。

ありがとうございました。

ジョニーウォーカー グリーンラベル 15年

皆さま、こんにちは。

本日は舩戸が担当です。

台風も過ぎ、今日は久しぶりにいい天気になりました。

空が青々としていて、すっと伸びた雲。

まさに秋晴れのような日でした。

日差しはまだまだ暑いですが、秋の気配がします。

クライスのフルーツカクテルもそろそろ夏のものがなくなりつつありますので、皆さまお早めにお召し上がりいただいてはいかがでしょうか。

 

さて今日ご紹介するのは「ジョニーウォーカー グリーンラベル 15年」です。

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他のジョニーウォーカーと違う特徴としては、グレーンを含まずモルトウイスキーだけをブレンドしているところ。

「タリスカー」「カリラ」「クラガンモア」「リンクウッド」などをキーモルトとしてブレンドしています。

グレーンが混ざるブレンデッドウイスキーでもなく、単一の蒸留所でつくったシングルモルトでも無い「ブレンデッド・モルトウイスキー(ヴァッテドモルト)」

国産では「ニッカ竹鶴」が該当します。

実は、グリーンラベルは、かつてMHD モエ・ヘネシー・ディアジオ社さんにより国内で販売されていましたが、2012年には廃止された商品です。

ただこのグリーンラベル、すこぶる評判が良かったのを覚えています。

確か買い溜めしたバーテンダーもいました。

それが4年ぶりの復活。

クライスでは8,640円でボトルキープもしております。

皆さま是非お試しされてはいかがでしょうか。

サリヴァンズ・コーヴ アメリカンオーク

みなさま、こんにちは。

本日は舩戸が担当させていただきます。

甲子園、オリッピックがあっという間に終わってしまいました。

台風もやって来るそうなので、もうそろそろ夏も終わりでしょうか。

スーパーにはサンマやサツマイモといった秋の味覚も並び始めましたしね。

まだまだ暑い日は続きそうですが。

早く涼しくなって欲しいものです。

 

さて、今日は新しいウイスキーの紹介です。

オーストラリア、タスマニア島シングルルモルト、「Sullivans Cove  サリヴァンズ・コーヴ アメリカンオーク」

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地球上で最もクリーンな空気と水を持つ島であると世界で認められたオーストラリア本土の南方海上に位置するタスマニア島。

「サリヴァンズ コーヴ」を造るタスマニア蒸留所は、清浄な空気と水に恵まれるタスマニア島で1834年以来150年以上にわたって蒸留酒製造を禁じてきた法律が1990年代初頭に撤廃されたことから、1994年に立ち上げられた小規模蒸留所。地元の老舗ブルワリーが仕込んだモロミを、銅製の小さなポットスチルを用いて手作業で蒸留・樽詰めしています。

 同社のこだわりは、「麦も水も地元産」であることと「冷却濾過の廃止」。樽出しそのままのウイスキーは、加水すると澱が出ます。薄くにごって見た目が悪いため普通は冷却濾過で除去しますが、冷却濾過は澱だけでなく溶けている香味成分の一部まで除去してしまいます。このためサリヴァンズ コーヴでは、加水のあと4ヶ月静置して上澄みだけを瓶詰めしています。

ワールド・ウイスキー・アワードで金賞を獲得。

原料の大麦は100%タスマニア産で、発酵、蒸留、熟成、瓶詰(ノンチル、ノンカラーリング)も全て島内で行っています。


蒸溜所テイスティングコメント
香り 麦芽、スパイス、仄かにナッツとホイップクリーム
味 クリーミーかつ芳醇。麦芽とフルーツにバニラが続き、仄かにシトラス
フィニッシュ ハチミツを思わせる甘さが、バランス良く長い

当店クライスではワンショット1728円での販売となります。

今年の夏は海に行けなかったなぁという方。

ウイスキーを飲んで青い空と海を思い浮かべてみてはいかがでしょうか。