ラスト・グレート・モルト

立春も過ぎ、暖かくなってもいいようなものの週末は天気が崩れるそうですね。

今朝のニュースでは花粉の話もしていました。

季節の変わり目には体調も崩しやすいので、気を付けなければと思う舩戸です。

 

さて先日、2月9日よりバカルディ ジャパン様よりシングルモルト スコッチウイスキーの4ブランドが発売されました。

既に発売されている『アバフェルディ』に今回の4ブランドを加えた5種類のシングルモルトを「ラスト・グレート・モルト」としてシリーズ化するそうです。

こちらのブログでも紹介させていただいたセミナーからやっと。

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発売された商品は、「オルトモア 12年」、「クライゲラキ 13年」、「ザ・デヴェロン 12年」、「ロイヤル・ブラックラ 12年」です。

 

オルトモア 12年
アルコール分 46%
生産地区 スペイサイド

フォギー・モス(霧が深い湿地)から引いた水とピートを使用しない麦芽によりフレッシュでドライなフィニッシュが楽しめる、バランスのとれた味わい。「大きな小川」の意味。

 

クライゲラキ 13年
アルコール分 46%
生産地区 スペイサイド

独特の形状をしたワームタブによる冷却・液化の工程と、オイルヒーティングによって生まれる硫黄感のある独自の麦芽によってつくられる刺激的な味わい。ホワイトホースのメイン原酒。

 

ザ・デヴェロン 12年
アルコール分 40%
生産地区 ハイランド

蒸溜所名マクダフ。「ダフの息子」の意味。海風の影響を受けることでつくりだされたフルーティでスムースな味わい。水平方向に設置されたコンデンサーによる液化の工程と、海風の影響を受けることでつくりだされるフルーティでスムースな味わい。「嵐の後の穏やかさ(calm from the storm)」を提供する、完璧な暖炉にあうモルト。日本の家庭に暖炉は無いですが。

 

ロイヤル・ブラックラ 12年
アルコール分 40%
生産地区 ハイランド

1833年にウイリアム王4世によって、初めてロイヤルワラント(英国王室御用達)を与えられたウイスキーとしての歴史を持つ、フレッシュで華やか、かつフルーティな味わい。世界で初めてブレンデッドウイスキーを作ったアンドリュー・アッシャーがブレンド用に使ったウイスキー。

 

シングルモルト・グローバルマーケティングマネージャーのStephen Marshall氏

「当社は、我慢強く樽を保存してきました。そして今、5つの有名なモルトを世界中のウイスキー愛好家と共有する準備ができています。それぞれのモルトが年代ごとの特徴を紹介してくれます。これまで、これらの素晴らしいウイスキーは、わずかな人達にしか知られていないスコットランドの最大の秘宝でした。当社は今、シングルモルト愛飲家、つまり、ストーリーが好きで世界の最も複雑な蒸留酒の香りを探求する興味を持つ熱狂者にアピールしています。」

 

これまでなかなか飲む機会が少なかったと思われる4銘柄。

一度お試しされてはいかがでしょうか。

日展

田原です。

なんとか今のところは風邪など一切ひかずにおりますが

やはり手洗い&うがいだと痛感しますね。

もう何年も風邪という風邪をひいておりません。

皆様も手洗いうがいはインフルエンザの予防にもなりますのでぜひ。

またインフルエンザ予防には緑茶うがいが良いそうです。

 

本題ですが

実家近所の先輩が美術のお仕事をされており

昨年から当店を何度かご利用いただいております。

お会いするのは18~20年ぶりではないかと思うのですが

恥ずかしい半分、懐かしい感じで

近況やら繫がりやらお話させていただくと

変わらぬ部分や現状況がわかり少しずつタイムラグが無くなっていきます。

 

こちらのブログもご覧になっていただいたみたいで

チャンスがあれば書かせていただこうと思ってたところに

その機会がきました。

 

先日その二村先輩が日展に出品されてるとのことで

愛知県美術館ギャラリーへ。

ご担当の日を狙いお邪魔させていただくと

広いんですね!!

 

洋画や書道、彫刻など色々な作品があり

じっくり見ていると一回りするだけでもかなりの時間を必要とします。

二村先輩のカテゴリーは工芸美術で和紙です。

一通り回ってみてもないじゃないですか!

思わず出口ギリギリから戻ってまた名前と作品を全て見ましたが

やはりない!!

あれ?と思いながらとりあえず出ると同フロアの向こう側に

もう一つの展示場が!

行くと2フロアでカテゴリー別にわけてあり

こちらにありました。

 

会場では写真など禁止でしたので写真はありませんが

最後にホームページへのリンクを貼りましたのでご覧になっていただけたらと思います。

展示されてた作品はアンモナイトと古代魚、水の流れがあり

大きく美しい作品でした。

 

二村先輩にもお会いでき、ちょうど作品の説明をされるタイミングで

時間的にもグッドタイミングでした。

 

その夜当店も御利用いただき

お話させていただくとお店の雰囲気に合う作品があれば

飾らせていただけるお話が…。

実際お店を立ち上げる際に内装に地元の和紙が取り入れたい感覚もあったのでとても嬉しいお話でした。

実現はまだまだ先の話かもしれませんがそうなれば嬉しいですね。

 

日展は2月14日まで開催されてますので皆様ぜひ!!

また二村先輩のホームページはこちらからご覧になれます。

名古屋支部予選

 

みなさんこんにちは。

本日は佐藤が担当させていただきます。

 

今年も名古屋支部予選の時期が着々と近ずいてまいりました。

今月の28日に名古屋支部予選、4月10日に金沢で中日本決勝大会が行われます。

そして中日本大会で勝った選手が10月に東京で行われる全国大会に出場できます。

さらに、今年は世界大会が日本で行われる年なのでその世界大会と一緒に全国大会をやるので会場が帝国ホテルです!

今回の全国大会はエリートと技能競技を同じ日に行いますので全国に行ける選手が昨年に比べて3分の1くらいの人数に減ります。

かなり厳しい戦いになると思いますが、バーテンダーとして帝国ホテルで演技ができるということは滅多にないのでみんな死にものぐるいで今回のコンクールに挑んでくると思います。

クライスからは、技能競技で舩戸さん、エリートでわたくし佐藤が出場させていただきます。

 

僕も昨年のような悔しい思いを2度としないために毎日努力を続けたいと思います!

なんとしても結果を出し、コンクールで得たことを全力で日々の営業で発揮していきますので、これからもよろしくお願い致します。

 

 

2月

あっという間に1月も終わり2月となりました。

つい先日までお正月休みだったような気がしますがこうやって1年もすぐに過ぎていくのでしょうか。

 

2月と言えば日本では節分、バレンタインデー、建国記念日と色々ございますが地球の反対側ブラジルではリオのカーニバルが行われます。

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2月にというと違和感がありますが南半球南部のリオでは亜熱帯地域で1,2月が一年で最も暑いようです。

平均気温も30度を超え、カーニバルでも熱狂的な雰囲気に包まれます。

そんなリオのカーニバルでも飲まれるカシャーサ(ピンガ)をご紹介いたします。

 

カシャーサ、またはピンガと呼ばれるブラジルの国民的飲料ですが名称で何が違うのか・・・?

以前までピンガという種類のお酒の中にカシャーサというブランドがある、と認識しておりました。

ラムの中にバカルディがある、といった感覚でしょうか。

ところが調べてみるとカシャーサという名前はリオを中心としたブラジル全土の共通表現として用いられており、サンパウロ周辺ではピンガ、リオ・グランデ・ド・スルあたりの南部ではアグアルディエンテ・デ・カニャ。その他の地域ではシュガー・ケー・ブランデーだとかカニーニャといった呼ばれ方をされているようです。

カシャーサはブラジル語で「大きく成長した複数の房」という意味のようでブドウ・バナナのような房になるものを指すようです。

瓶詰した後直射日光等から守るためバナナの皮を巻くとこからついた名前かもしれませんね。

一方ピンガは雫という意味がありカシャーサの1大ブランド「51」を製造する会社名に由来するそうです。

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よくお客様に御質問いただくのはラムとカシャーサの違い。

共にサトウキビを原料とするラムとカシャーサは元々起源を同じとし、同じ原料にも関わらずポルトガル、スペイン両国のライバル意識が原因だとも言われております。一般的にラムという名前が定着したのが1667年頃。一方カシャーサという名前が定着したのが1755年頃だと言われております。

製法も色々と異なります。

ブラジルと西インド諸島の気候や気温などにより、本来持っている酵素や細菌が異なる。

異なった文化圏(ポルトガル語対スペイン語という言葉や生活習慣など)での製造の手順や手法が異なる。

一番大きな違いとしてブラジル以外で製造されるスピリッツの多くは、多少の差はありますが200リットルのアメリカやヨーロッパのオークの樽に長く置かれるます。

一方ブラジル原産のカシャーサは、かなり大型の1万リットル程度の樽を使用します。

また樽はアマゾンの森林樹や大西洋沿岸の森林樹を使うことが多いとされます。

また、ラムが原料の糖蜜或いは絞り汁を加水するのに対して、ピンガは加水をせずに直接発酵、単式蒸溜器で蒸溜を行います。その後38%~54%に調整されます。

 

そしてカシャーサの代表的な飲み方であるカイピリーニャ。

「田舎のお嬢ちゃん」を意味するカクテルです。リオのカーニバルに限らずブラジルでは砂糖をたっぷり加えライムをギュッと絞りカシャーサを注ぎ氷をいれて飲まれております。

ブラジルでは荒々しく適当に作ることが多くむしろそれが喜ばれるそうです。

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日本はまだまだ冷えますが来る夏に思いを馳せてカイピリーニャ、いかがでしょうか。

 

余談ですがカシャーサの「51」、当然「ごじゅういち」でもなく「フィフティワン」でもなく「シンクエンタ・イ・ウン」と読むそうです・・・知りませんでした・・・

日没

今日は1月最後の金曜日。

あいにくの雨模様ですね。

私、舩戸は相変わらず自転車通勤なのですが雨が降ると気分も少し気分も憂鬱になります。

冬の雨は冷たいですし。

もうそろそろ春が恋しいですね。

 

先日お客様から「そういえば日没も遅くなったね」と言われました。

確かに。

そういうわけで調べてみました。

まず一年で一番昼間が短い冬至。

2015年は12月22日。

この日の名古屋の日の入り時刻は16時44分。

クライスのオープン時間が17時ですのでその時間ではもう日は沈んでいたんですね。

ただ僕は無知でした。

冬至は太陽の高さの関係で昼間が一番短いのであって、日没が一番早いわけではなかったんです。

2015年の日の入り時刻。

一番早かったのは12月1日から9日まで。

時刻は16時40分。

もう2ヶ月近く前になるんですね。

ちなみに今日2016年1月29日の名古屋の日の入り時刻は17時16分。

30分以上も延びてました。

2月3日が立春ですがまだ寒いです。

ただ少しづつ春は近づいているんですね。

 

ついでに日照時間と気温の関係も調べました。

地面が日射によって暖められてその熱が空気に伝わることで気温は上昇します。

お昼の12時よりも14時頃が暖かいのはそのためですが、同じ理屈で年間を通してみると、太陽が最も高い夏至よりも1ヶ月半も遅れて気温が上昇するそうです。

という事は一番昼の短い冬至から考えると寒さのピークは1月から2月まで。

まだまだ寒い日が続きそうですね。

中学校で習った気がしますが、すっかり忘れてました。

 

急に寒くなり体調を崩されている方が多いと聞きます。

皆様、御体ご自愛くださいませ。

 

シェイク

田原です。

雪も降り寒さが本格的になってきました。

当店の加湿器もフルパワーで稼働しております!

 

さておき基本的なお話ですが、カクテルの調合は大きく分けまして

シェイク、ステア、ビルド、ブレンダーと4種類ございますが

ブレンダー以外はバーテンダーの技量が大きく左右する調合方法です。

 

各調合方法には常にもっといい方法や技術の向上を考えますが

ここ数年もっとシェイクの質を上げたいと、今さらながらシェイクに変更を加えました。

 

今までシェイカーを持つ手の右手は中指と薬指でシェイカー挟み込んでましたが

薬指と小指で挟むようにしました。

この方法はずっとわかっておりましたが

小指は力が入りづらく重いものが支えにくいので

慣れている力の入る方法に走っておりました。

ですがこのままでは改善できないと

無理やり小指を使ったところ、あっと言う間に豆ができ破裂。

また中指と薬指バージョンに…。

ですが傷も治りまた薬指と小指で挟むようにし

豆ができても壊さないよう使い分けているとかなり強くなり

今では普通に使えるようになりました。

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手首の返りも良くなり更にバージョンアップ!

 

よりステップアップしたカクテルを御用意できるようになったのではと思います。

1月研究会

みなさんこんにちは。

本日は佐藤が担当させていただきます。

 

1月の第2土曜日に新年1発目のNBA名古屋支部の研究会がありました。

新年1発目の研究会は、シロップについてです!

主にモナンを中心にテイスティングしていきました。

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新商品のホワイトピーチ、レモンジンジャー、トーステットアーモンド、ローステッドヘーゼルナッツなどもテイスティングしました。

ホワイトピーチはやや酸味もありかなり使いやすいシロップだと思います。

今年のコンクール作品などで多く使われると思います。

モナンは1912年にフランスで生まれました。

成功の秘訣はモナン親子3代に渡るシロップ作りの長く豊富な経験と時代をリードする新しい発想力、最高の品質へのこだわりだそうです。

 

バラエティ豊かでカクテルへのアクセントにピッタリなモナンは世界中のバーテンダーが利用しています。

クライスにも多くの種類のシロップがあるので、お客様に満足いただけるカクテルをさらに作っていきますのでよろしくお願い致します。

真田丸

昨日は東京では雪が積もり交通機関がマヒしてしまったようですね。名古屋も予報では明日水曜日に降雪があるようです。

深夜0時頃から3時頃までということなので大事には至らないとは思いますが皆様お気を付けくださいませ。

本日のブログは中迫が担当させていただきます。

 

大河ドラマ「真田丸」がスタート致しましたね。

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真田昌幸の時代からスタートし信幸、信繁(幸村)兄弟の時代を描くものかと思われます。

早速第一話、第二話と視聴致しましたが面白い!

豪華な俳優陣に加え歴史ゲームの雄、コーエーと協力を結んだ結果非常にわかりやすい地図解説。

コミカルな演出には賛否両論かもしれませんが締めるところはしっかりと締め非常にメリハリのある展開で楽しめております。

草刈正雄演ずる真田昌幸、平岳大演ずる武田勝頼が非常にかっこよくお気に入りです。

早く次の回が見たいとソワソワしてしまいます。

詳しく書いてしまうとネタバレになってしまうので書けませんが久々の超有名武将による大河ドラマ。

これでまた歴史人気があがればいいなと感じております。

幸村といえば大坂夏の陣にて家康本陣まで斬りこんだことで知られております。

幸村の祖父幸隆は武田信玄に仕え武田二十四将に数えられておりました。

父の昌幸は滅びそうになる真田家をうまく立ち回り存続させ関ヶ原の戦いにおいては家康の嫡男秀忠を上田城にて足止めをしております。

兄の昌幸は徳川方につき徳川幕府成立後も活躍し真田家を存続させております。享年92歳。

歴史ゲーム好きにはチート一族として語られる一族。そんな真田をモチーフにしたウイスキーが入荷しております。

 

前置きが長くなりましたが戦国武将ウイスキーシリーズの第4弾真田幸村のご紹介です。

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カリラ2006 9年熟成
アルコール度数52.9%

ドイツのボトラーズ、ウイスキーエージェンシーからのボトリングです。

どの樽で熟成されたのか、シングルカスクなのか等の情報は明記されておりません。

味わいはスモーキーさもありますがフルーティーで度数に対してスムースな飲み口です。

 

大河ドラマをご覧になっている方もご覧になられていない方も是非ともお試しくださいませ。

 

 

お猪口

こんにちは、舩戸です。

またいちだんと寒くなりましたね。

今日は1月15日。

小正月です。

正月に忙しく働いた主婦をねぎらう意味で「女正月」ともいうそうですね。

お客様のお話を聞きますと段々と忙しくなってきたという声を聞きますが、皆様いかがでしょうか。

もう正月気分に浸っているわけにもいきませんよ。

 

さて先日お客様にプレゼントをいただきました。

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縁起の良いお猪口です。

僕がいただいたのはダルマのお猪口。

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七転び八起きの縁起物。

特に赤いダルマは合格祈願、魔除け、無病息災の意味があるそうです。

こいつぁ春から縁起がいいわぇ。

冷てえ風にほろ酔いの・・・

あまり調子よく飲みすぎないように気を付けます。

 

新年初めてのブログでした。

今年一年も宜しくお願いします。

アードベッグ・チャンピオンボード

田原です。

1月に入り寒さが増してきました。

食欲も増してしまいコントロールに困っている今日この頃です。

 

昨年10月アードベッグのチャンピオンボードが届きました。

こちらです。

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ゴルフの大会とかで見かけるボードのスタイルで

ランキングボードに名前のプレートを並べます。

もう察しがついたかと思いますが

ご注文杯数で上位からランキング順に並べる形式で

全国40店舗で開催されております。

お店毎なのでランキングはそれぞれですが

当店も徐々にエントリーされる方が増えてきました。

 

ランキングボードはテーブル席側のカウンターにございますので

いつでもご覧になってなっていただけます。

 

エントリー方法ですが20杯以上お召し上がりいただくと

お客様のネームプレートを作成させていただきます。

約1ヶ月かかりますが、届き次第お客様のネームプレートを

ボードにランクインさせていただきます。

ボトルでもグラスでもどちらも可能です。

グラスの場合はスタンプカード形式でカウントしていきます。

 

まだまだランキング争いは始まったばかりです。

充分トップは狙える範囲ですので

ご興味のあるかたは、ぜひエントリーいただけたらと思います。

 

あ…このチャンピオンになるとなにか貰えるとか気になりますよね?

始まったばかりですが、いつまでとか?

またメーカー様に聞いてみます。

きっと、きっと何か景品が…。